Don Airey

Treasure ライブ盤 ロック雑感：プログレってナニ？

もうすぐ来ますね。Deep Purple。
（最近、出だしが…）
凄いことにYngwie J.Malmsteenと一緒ってんだから。。。って前にも書いたっけね？


Deep PurpleからJon Lordが抜けたとき、いい加減、Deep Purpleの名前を使って良いものかどうか？と思ったのは私だけじゃないと思う。
オリジナル・メンバーがIan Paiceだけだものな。。。まぁ、ある意味、Ian PaiceがDeep Purpleの音か、って言われたら、「そう」となるんだろう。個人的にはRitchie Blackmoreが抜けてもJon Lordいるなら、「アリ」と思っていたけどね。まさか、そのJon Lordが抜けるとは思わなかった。。。
ありがちだけど、後任にDon Aireyってアナウンスされた時は余りにのベタさ加減に逆に驚いた。


Don Aireyってこれらのアルバムのせいか…Bernie Marsdenとの共演者というイメージが強い。

The Friday Rock Show Sessions ('92)
Bernie Marsden; Guitar, Lead Vocals 1-4
Don Airey; Keyboards 1-4
Neil Murray; Bass Guitar 1-5
Simon Phillips; Drums 1-4
David Coverdale; Vocals 1
Bob Hawthorne; Vocals 5-11
Clive Edwards; Drums 5-11
Steve Cherry; Bass Guitar 5-11
Richard Bailey; Keyboards 5-11
Micky Moody; Guitar 10
1 Who's Fooling Who (4:16)
2 Shakey Ground (4:17) (The Temptations)
3 Look at Me Now (4:18)
4 Byblos Shack (4:34)
5 Liar (4:14)
6 Give It to Me (3:44)
7 Walking in the Shadow of the Blues (4:49) (Whitesnake)
8 S.O.S. (4:42)
9 So Wrong (6:20)
10 Come On (4:14) (Whitesnake)
11 If Lovin' You is Wrong (7:15) (Bobby 'Blue' Bland)
1〜4はBernie Marsdenが白蛇を脱退した後のBBCでのスタジオ・セッションから。David Coverdaleの参加が目を引く。
　
もう、この2枚が出た時は色々な意味で驚いた。
The SnakeはJohnny Lande（と当時名乗っていたJorn Lande）にスウェーデンのHRバンドSnake in ParadiseからStefan Berggrenが参加したThe Company of Snake。何て言うんだろう…本人たちによる質の高いセルフ・カヴァー・バンド？
良くも悪くも白蛇からの呪縛から逃れられない人ではある。。。Bernie Marsden。曲は書けるはずなんだけどなぁ。ただ、ヴォーカルが二人とも飛び抜けていたのは事実。



"K2"と題されたDon Aireyのソロ。確か、これ西新宿の某店でマダムが「これ良いよ」って薦められて買った（サイン入りでね）。だって、別にこれが目当てじゃなかったからね。。。感謝しておりまぁす。
こちらもまたシンフォ・ファンは要チェックかもしれない。
（結構侮れないよ？）

K2とはカラコルム山脈にある山で標高は8,611mで世界第2位。Don Aireyはこの山に関する記事からインスピレーションを得て製作されたよう。
ギターにお馴染みGary MooreとKeith Airey（兄弟みたいですね）。リズム隊にCozy PowellとLaurence Cottle。
ヴォーカルにChris Thompson、Colin Blunstone、Mel GalleyにGenki Hitomi（！！！）と（敢えて言おう）ブリティッシュ・ハードロックの常連がズラリとその名前をここに刻んでいる。
このアルバムを製作するにあたって、僅か4日しかかけなかったらしい。Gary Mooreは3時間のセッションを1回きり。Cozy Powellにいたっては2時間とかいう話もある。オーヴァーダブもファースト・テイクかセカンドだったそうで。
Don Aireyのシンフォニックなサウンドに特徴的な各々のサウンドが交差する良盤。
人見元基は"Death Zone / Whiteout"で参加。相変わらずな喉を披露している。
Gary Moore、泣かせたら天下一品です。




こんなんもあった…。