Jan Lundgren Trio "European Standards" ('09)

前回はRoman Andrénと一緒にThe Flower Kings3代目ドラマーMarcus Liliequistが来日。
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今度はJan Lundgren Trioの一員として2代目ドラマーZoltan Csörszが来日。
来る10月18日〜20日にかけて、神戸(10月18日)http://www.papageno.jp/creole/index.htm
東京(10月19日20日東京・丸の内 ライブ・レストラン COTTON CLUBでライブを行う。

題してEuropean Standards。
タイトルからしてヨーロッパのスタンダードをやるのね…と思っていたら、オープニングから聞いたことのあるメロディーが!
Kraftwerkじゃん…。"Computer Liebe"だった…。



続いてMichel Legrandの「風のささやき」は映画「華麗なる賭け」に使われた曲。
華麗なる賭け」は後にRene Russoの美しい姿態でリメイクされている。



更にイギリスからは"Here, There and Everywhere"。
ハンガリー、スイスのトラッド曲がある。
スペインの"Yo Vivo Enamorao"となっているけど、この曲のJuan Luis Guerraってドミニカ共和国出身だと思う。


再びフランスからは「ダバダバダ、ダバダバダ」で有名なクロード・ルルーシュの映画「男と女」から。
イタリアから2曲。1曲はバカロフの「イル・ポスティーノ」(こちらも映画です)。
またドイツからはクルト・ワイルの"September Song"。
ポーランドに移ってKrzysztof Komedaの"Rosemary's Baby"は勿論映画「ローマリーの赤ちゃん」より。
オーストリアからは「ウィーン、わが夢の街」。


そして最後は母国スウェーデンからは去年亡くなったEsbjörn Svenssonへの美しいトリビュート。
[ロック雑感]Esbjorn Svensson - Food for Thoughts、Candy for Ears




と映画音楽やトラッド、BeatlesKraftwerkと結構多彩。これがピアノ・トリオという形式で演奏されるわけだ。


そして、Zoltan Csörszから伝言を承ってます。
「The Flower Kingsファンのみんなとライブが終わったらおしゃべりしたり、写真を撮ったりしたいって是非伝えて欲しい」とのことです。
で、彼の名前は見ただけではどんな風に発音するのかさっぱりですから。
ソルタン・チョースでお願いします(多分、これが日本語的には一番近いと思われます)。
気さくな人なので、「ソルタン!」と呼べば大丈夫です。
お時間のある方は是非、ソルタンに会いに行ってあげてください。宜しくお願いします。