Prog Nation 09変更

[ロック雑感:プログレってナニ?]Prog Nation 09 - Food for Thoughts、Candy for Ears
Dream Theater主催のProg Nation。アメリカを回るときはヨーロッパ系列のグループを持ってきて、ヨーロッパを回るときはアメリカのグループを持っていく、という興行という意識を持って企画されたパッケージ・ツアー。
そのパッケージ・ツアーが、SPVの倒産によって、やはり影響が出てしまった。
Pain of SalvationとBeardfishが所属するInsideOutはSPVの下部レーベルで今回のツアーにおいても経済的なサポートを提供することが不可能になり、それに伴いPain of SalvationとBeardfishはツアーからドロップを余儀なくされた。
結果、こうなった。

Bigelfは良いバンドです。でも、スケールダウンな感じは否めないよね。。。
こちらはScale the Summit。
正にDream Theaterファン向けですね。






SPVの倒産は意外とダメージが深いようで。
The Tangentもアルバム制作費がレーベルが捻出出来ない、という理由でファンCDなるものを製作。
ファンに購入を呼びかけ、その売上でアルバムを製作する、という形を取った。
予想以上の反響で、これなら(アルバム製作)全て自費で賄える、ってマネージャーさんが言っていた。
Marillionみたいな製作方法と言えるかもしれない。



こういう状態になるとThe Flower Kings本体の活動もゆっくりと進む可能性が高いかもね。
これからリリースが予定されているTomas BodinのソロやTransAtlanticなどの動向も気になる。
これだけの規模のカタログを買えるところって限られているような気がする。。。
もしかしたら、(販売的に)際どいラインにいるバンドは切り捨てられる可能性も出てくるかもしれないね。
今回、Pain of SalvationやBeardfishの動きをみて、?となったんだけど。。。
The Flower Kingsって毎回レーベルからのサポートがなくてもツアーに回っているんだよね。。。
社長、ロックンローラーだから。ツアー好き、じゃないと出来ない話ですよ。
いや、ツアーそのものが好きとかそういう話でなくて。ステージに立ってファンの前で演奏する、という事。
単純に好きなんだよね。この人たちは。
KarmakanicのJonas Reingoldも言っていた。
どんなに(違法、合法含め)ダウンロードでの販路が拡大しても、モーグ・トーラス・ペダルの迫力を感じることが出来るのはライブだけって。
だから、ライブはずっと生き続けるって。
どうせなら、Prog NationにAgents of MercyとKarmakanic組み込んでしまえば良かったのにね!(無理か?)