ハードロックってナニ?

う〜ん。
この間、Kissの"Crazy Night"のクリップをあげたんだけど…。
歌詞、聴いた?
私も今までKissの歌詞なんて、って思ってたんだけど。
ちょっと、もう1回、聴いてみ?
ムチャ格好良い、これ。
「This is my music, it makes me proud」
とか
「You're my people, you're my crowd」
それにさ…、
このBruce Kulickのソロ。こういうメロディアスなソロって久しぶりだよねぇ。
この頃はさ、確かにバブリーで。
ハードロックも健康志向だったんだよね。
それには訳があるんだよ?
凄いハードなワールドツアーをこの当時、みんなやっていた。
厳しい体調管理が出来ないと、ハードロックなんてエンターテイメント性の高いモンはやってられなかったんだよ。
このクリップ同様、みんな、ステージ狭しと端から端まで走り回って、飛び跳ねるのがハードロックだったんだ。
それを見ていたオレ達も真似して、講堂のステージ、箒持って、駆けずり回っていたんだ。
エアギター?甘いね。
オレたち、箒(ホウキ)あったもん。
スタンドマイクにもギターにも、ホウキがあったら、何でも出来たんだ。

Kissのノン・メイク時代といえば、このバラード。
これ、Michael Boltonとの共作だったんだよね。
Michael Boltonと言うと、Bruce Kulickのお兄ちゃんのBob KulickとBlackjackってバンドやってたよね?



あの頃よりも今の世界が遠くに感じるのは何故だろうね?

これを観ると、そう思うんだよね…。
この頃のハードロックの魅力って何だと思う?
誰でも拳を振り上げると、感じる何かがあったんだよね。



折角だし、英国勢も行く?

Thunderってさ、実は最初に東芝EMIから出た時、あんまり話題にならなかったんだよ?
今から思うと不思議だけどね。ドニントンのMonsters of Rock出て、やれAerosmithとかGun's Rosesとかが「Thunderスゲー」って言って、Geffenと契約したんだよね。あ、デヴィカヴァもそう言ってたな。
この頃のハードロックと言えば、この方たちですよ。
この腰フリで失禁した女子は数知れず。

ま、エアロって言えば、どちらかと言うと、私はこっちだけどね。

昔、Poisonってバンドがあったんだよね。このバンドが1stを出した時の形容詞は「ヘタクソ」。それだけ。それだけだぜ?

それがこの変容ぶり。2ndでね。下手かもしれない。でも、この風格は立派なモンさ。
そして、バブリーなこの時代、こんな言葉も出始めた。
BIG IN JAPAN
筆頭格はこの人たちだよね。

色々とあったけどね…。あのライブも観たけど…やっぱり、複雑ではあったかなぁ。。。
この頃の思い出と言ったら、Great Whiteの初来日も忘れられないね。

このライブ盤が来日記念盤になったんだ。マネージャーのメッセージが掲載されてね。
震えたの覚えているよ。あの震えは生涯忘れないだろうな。

最後に、これかな。
ブルージーなハードロックが好きな私は、1st派ではあるんだけど、このアルバムはあまりにも完成度が高すぎたね。
それ故、その後、ヤバいんだけどさ(3rd、ダメなんだよなぁ)

最後にこれだけは言っておこう。
David Lee Rothの最高傑作は誰が何と言おうと、これだぜ!

Jason BeckerとSteve Hunter



人によって感じ方は確かにマチマチだとは思うけど…全然古く感じないんだよなぁ。
こういうソロが入った曲って最近、ホント、ご無沙汰かもねぇ。。。私のアンテナの問題かもねぇ。。。