CamelというよりAndrew Latimer

私はCamelのライブを見たことがない…残念なことに。
東海岸にいた時に、一度メールか何かでCamel Productionに聞いたことがあったんだけど、東じゃぁ集客に問題があるようで、ツアーには組み込まない、って言っていた。
その後、NearFestか何かに出たんだっけね?その時は既に戻ってきていたよ…。



だから、絶対に見ないといけないのである。

そんな私がGuy LeBlanc率いるNathan Mahlだけは見ている、っていうのも何か…何だかなぁ、である。




古今東西、「ニュースがないのは良い知らせ」という。
きっと、再び、あの美しいギターを聴ける、と信じて待っていよう。



さて、Camelのスタジオ盤にも名作が多い。ホント、多い。
でも、最も心に残っているアルバムは間違いなく"Harbour of Tears"。

このアルバムが出る前に買ったCamel Productionから出たアルバムにCPへの葉書が入っていて、それを送るとニュースレター送るよ、という旨が書いてあったので、送ってみた。
何通目かのニュースレターに「ニューアルバムが出る。で、ニュースレターの購読者にサイン入りを送るので、欲しい人はどうぞ」みたいなニュースがあって。
そりゃ、欲しいでしょ!
で、持っていなかった1stと"On the Road 1982"を一緒に購入して、チェックを送った。
待つこと、数ヶ月。再びCPからニュースレターが。
曰く「今、Andyがみんなの為にサインを入れているから、もう少し待って欲しい」
店頭には既にCamelの"Harbour of Tears"は出回っていたが、のんびりと待つことに。
きっと、凄い数の人が応募したんだろうなぁ、などと思いながら。うん、うん。



で、来た。来た。
(註:名前は一応伏せましたが、ここにファーストネームが入ってました)
日本語の名前って、面倒だったろうなぁ、などと思いながら。
で、一緒に注文した他のCD見て、唖然とした。


!!!!!!!!(駱駝ってこんな色?)
Latimerさん、良い人過ぎ…。
これ、古いんで見にくいんですが、ペンの色も全部違う。
簡単な一言ながら、それも全部違う。
私と同じように考えた人がどれくらいいただろうか?
一人や二人じゃないでしょう。
沢山いたはず。きっと。



それ以降、何がどう再発されようと、1stと"Harbour of Tears"はこれだけ。他のは買わない。ボートラが付こうがリマスターされようが、紙になろうが。要らない。









追記;昔話に終始してしまったけど、音も素晴らしい作品なのです。私のようなブルーズ・ロック好きにはど真ん中のストライクなギター。文句の付け所がない傑作です。