ELPの宴


前回Queenだったので、繋ぎにこれ。

youtubeって、色々あるねぇ。


さて、ELP。Emerson Lake & Palmer。
エマーソンと書かれる事が多いようだが、エマソンと呼ばれているのが多い気がする。
今、Asiaが再結成して色々と風評を集めているが、09年あたりにELPらしい。
ELPと言うと、

"Pictures at an Exhibition"に代表されるようなクラシックのカバーを
ターレスのキーボードトリオで演るバンド、というイメージが圧倒的に強い。

でも、それだけじゃない。決して、その程度のバンドではないのがELP
ライブを聴くと、エンターテイナーどころの騒ぎではないのがよく判る。
言うなればヴォードヴィリアン
何でもアリの音のヴォードヴィル・ショー。
クラシックのみならず、ポップス、ジャズ、ウェスタン映画に流れそうな音だったり、と。ホンキートンク・ピアノも好きだよね。
あまりプログレでは聴かないタイプのピアノ・プレイだと思うけど?



「Peter Gunnのテーマ」って、ロックミュージシャンに人気が高い。

曲を知らなくても、聴けば、「あぁぁ。はい、はい、これね」となる曲の一つ。
やっぱり、ハードボイルドなところがウケるんだろうね、きっと。
Art of Noiseを思い出す人もいるだろう。これは、Roy Buchananのバージョン。



そして、こちらが、Dave Brubeckの"Rondo"。
ジャズでも、Dave Brubeckを選んじゃうところが、プログレか?
この人で一番有名な曲は、間違いなくこれだろう。




ここで、もう一つのELPがあるのはファンなら周知の事実。

実はこの"From the Beginning"の後に、"Lucky Man"を演るんだけど、これがまた…。
この2曲は、それこそ、Greg Lakeの為に用意された弾き語り曲じゃない?
この"From the Beginning"だって、Cozy Powellは大人しくパーカッションで押さえている訳。
(いや、別に押さえている訳ではないだろうけど)。
そしたら、1分ぐらいで、すでにドラムが入る。
しかも、あのCozy Powellからして、重い。一叩き、一叩きが重い。
サビの「ウゥゥ〜、What a lucky man, he was」の後ろでドスン、バスン、ダカダカ。
聴いているこっちは、Cozyすげー。




最後に、またドラマーネタで悪いんだけど、これ。

Carl Palmerが組んだ、ギタートリオ

プログレ・メタルとか好きな人に良いと思うぞ。
Keith EmersonとGreg Lakeは、このパワーに付いていけるのだろうか?