温故知新が許されないジャンル?
それはプログレ…。そんな気がする。
勿論、所謂70年代、プログレ創成期、名盤は沢山あったさ。
それは、でも、ロック全般そうだよね。
でもね…よ〜く考えてみよう。
ロックが好きです!って入るとしよう。
みんながみんな、Led Zeppelin、Deep Purple、Free等々から入るわけじゃないでしょ?
ちょっと前なら、Nirvanaだったり、Metallicaだったりさ。今なら、Jack Johnsonとかも入る?
Nickelbackとか良いよなぁ。
つまり、今が旬でヘヴィーにロードを回っているバンドに興味が行くじゃない?
それが普通で健全なんだよね。
でもね…ちょっと見ていて思うのは
どうやら、プログレは違うらしい!!!
いや、ホントはそんな事ないんだよ?!
別に必ず、Pink Floyd、Genesis、Yes、ELPって聞かないといけない訳じゃないもの。
それはだけは絶対に違うから!
これはだけは声を大にして言いたい。
だから、プログレの場合、まずは70'sを押さえないとダメですか?ってのは間違っているから。
全然、そんな事ない。
それはタイトルにあるように温故知新で良いんだから。財布の紐が緩んだら、そういうグループを一生懸命チェックすれば良い。また、それだけの価値もあるのは確か。
でも、プログレの入り口は飽くまでも、今のグループで良いよね?
それこそ健全さ。
そこで提案。
まずは、今が思い切り旬なバンド。行ってみよう。こういうのが「今時の」プログレ。
まずは、The Flower Kings。現在、最新作である"Paradox Hotel"をお勧めしておきましょう。
因にもうすぐ新譜出るからね。
次ぎは米国産のSpock's Beard。世間一般的には、多分アルバム「V」なんだろうね。
但し、個人的な名盤としてはね、初ライブをこのアルバムの発表時に見た、という事もあって、一応"Day for Night"アルバムも押しておこう。
Porcupine Treeでございますね。新作を押すべきなんだろうけど…。
これ、好きなんで。
これはもういないんだけど。一応ね。
で、今はこっちなんですよ。
このCollage→Satelliteは要チェック。
Clive Nolanも頑張っていますよね。
こちらはROSfestでのNeo。
大概、共通しているかな、と思えるのは、どのバンドも、結構ツアーを一生懸命やっている、という事実。
そのツアーが現在の欧米でのプログレが盛り上がっている要因なんですよね。
だから、大御所も復活出来るんですよ。
そこを忘れもらったら、困るなぁ。
気に入ったら音源があったら、myspaceや各自のホームページにもそれなりに音は置いてあるはず。
是非にでも、チェックをして頂きたい。
ただ、覚えていて欲しいのは、ホントにプログレって懐が深い音楽なんですよ。
ジャンルの垣根を取っ払うってのが、元々のコンセプトのような気がするし。
だから、面白い音はドンドン出てくる。
ここを読める人は、ネット環境が充実しているわけだから。
ドンドン、色々なサイトに遊びに行って、あれこれとチェックして欲しいですよね。
それが、また凄い楽しいんですよ。