Yumi Hara Cawkwell, Chris Cutler, Alfred Harth & Yukie Sato at 荻窪ルースター、29th May, 2014

興奮覚めやらず。。。
元々はyou, me & usのライブだったところが、Daevid Allen急病のため、急遽Yumiさんが韓国で活動しているAlfred HarthとYukie Satoを招集。今回のツアーと相成りました。
荻窪ルースターは初めて伺いました。
最初のセットは頭に浮かんだキーワードが混沌、怒り、フラストレーション。そういった言葉の数々。今までYumiさんのライブはThe Artaud Beatsでしか見た事はなかったのだけど、その時の印象は非常にメロディアスな人だな、と。即興というと、どうしても、音そのもの、というかフレーズよりも一音、一音、みたいな、そんな風に思っていたのですが、Yumiさんは違う。(非常にその時その時印象的なメロディアスな)フレーズがポンと入ってくる。
今回はもっと言葉にしちゃうと、もっとアブストラクトなサウンド、という印象。
ただ、今回の1stセットの発見はここでもやはりYumiさんのプレイなんだけど、凄い勢いでメロディアスなフレーズを差し込むんだけど、それが、混沌としたサウンドスケープの中にカミソリの如く、切り裂くように入って来るように感じた。その対比が凄く新鮮だった。
それにしてもサックスに弓使うのって初めて見ました(Alfred Harth)。


休憩中のオーナーのマジックショーでは、1stセットが霞むか?な勢いでもありました。


で、2nd。ジャジーな頭からブルースへと展開(Yumiさん曰く、あんなの初めてやった、との事でした)。1stよりは幾分リラックスした雰囲気を感じながら(やっぱりマジックショー効果?)。
Chris Cutlerの楽しそうなこと!やっぱり、こういうグルーヴって染み付いているんだな、と、しみじみ思ってしまった。
このグループはこのグループできっと形になるような気がする。Daevidからはこのツアーは絶対にキャンセルするな、と言われ、Daevidがいなくても魅力的なものを作り上げようとするYumiさんやChris、スタッフの力や縁といったものが形となったもの。それをYumiさんはDaevidからの贈り物、と一言にまとめていた。


Daevid Allenへの「早く良くなれよ」メッセも書き。Yumiさん曰く夏のGongの日程はキャンセルになったけど、秋冬はツアースケジュール組んだままだから、絶対大丈夫って言ってましたね。来年、必ず戻ってきてもらわないと。レインチェック使わないとね(なくさないようにしないと!)

で、Yumiさんが用意するよ、って言っていて迷っていたCassiberの箱。買ってしまった。。。


こちらはHenry Cowの「In Praise Of Learning」。最初、別ページ開けていたら(比較的背景が明るい方で良いや、って思ったんで)Chrisがちゃんと自分のところに書いてくれた。