Narada Michael Walden @ Bluenote Tokyo Feb. 2nd

という事で行ってきました、Narada Michael Walden
ある人にはPatti AustinやWhitney Houstonのプロデューサーとして認識していたり
ある人はJeff BeckやMahavishnu Orchestraで活躍したドラマーという風に覚えている人もいるだろう。
私は当然後者なのだけど。。。
NARADA MICHAEL WALDEN|ARTISTS|BLUE NOTE TOKYO
今回のラインナップは新作"Thunder"に参加した面々を従えての来日。
そしてそこに高中正義が加わる、という(30年前、高中のアルバムに参加しその流れで来日を果たしているんだそう)。
Narada Michael Walden; ds, vo
Frank Martin; key
Matthew Charles Huelitt; g
Angeline "Funk" Saris; b
Nikita Germaine; vo
高中正義; g


演奏はもうそれはそれはで。
ソウル、ファンク、ジャズロックと正にNarada Michael Waldenならではのテンションの高い演奏が披露される。ジャズロック路線を中心に期待するとすかされてしまうけどね。特にこれといったジャズ・ロック・ナンバーを披露した訳ではないんだけど、プレイのあちこちにその刻印がしっかりとあった。
最近、Jeff Beckと一緒にツアーもしたもんだから、そういう期待も自然と出てはくるんだけどね。。。
ステージに現れた時、Narada Michael Waldenネイティブ・アメリカンの羽飾りを頭に乗せて登場。Keef Hartleyかよ!?とも思ったりもして。
ヒット曲満載で"Freeway of Love"や"I'm Every Woman"なども披露。勿論新作"Thunder"からも。Matthew Charles Huelittのプレイの器用さが目立つ。意外と若手がクールでNarada Michael Waldenや長年パートナーとして付き合っているFrank Martinのプレイが熱い。最後にはStevie WonderNarada Michael Waldenがコールして始まったのが"Higher Ground"!
そういえば、MCの時もドラム叩いて喋るわけだからして、息をハァハァと吐きながら、一生懸命MCをしていたのを思い出した。それにしてもNarada Michael Waldenのヴォーカルの凄まじさ。ドラムを叩きながらもしっかりと声も出ていた。凄い人だ、やっぱり。
高中正義が加わってからのナンバーはそれまでの跳ねていたリズムがいきなりビィシーっと固まって。あぁ、これがフュージョンなんだなぁ、と。そういう意味では凄くロック的なんだな、と、再認識した次第。ただ、「黒船」が出てきたのは驚いた!(初めて生で聴いた。。。)



最後にサイン会があったのだけど、ここでトラブルが。
ペンが水性で"Thunder"のコーディングされたジャケだとせっかくのサインが浮いちゃうんだよ
これでは折角のサインが台無しになってしまう。勿体ないですよ。私もサインペン忘れてしまったのは痛かった。。。(いつもは抜かりがないのに)

で、Naradaはこっちじゃぁインクが付かないから、とCDの盤面に直接サインを書いてくれました。

こちらは個人的にお気に入りの2枚に。

最後にyoutubeにメッセージありがとう、って言ったら、アカペラで"Don't Give Up"を歌ってくれました。スゲー嬉しかったね!