Graham Gouldman "The Graham Gouldman Thing" ('68)

Eric Claptonは"For Your Love"を聞いて、こんなのやれるかい!と怒鳴ってThe Yardbirdsを抜けた、という。オレがやりたいのはもっとストイックなブルーズ、とばかりにJohn Mayall and the Bluesbreakersへと。
その件の曲を書いたのがGraham Gouldman。後に10ccとの活動でも有名である。

1 The Impossible Years (2:35) (Wayne Fontana)
2 Bus Stop (2:21) (The Hollies)
3 Behind the Door (3:34) (Cher)
4 Pawnbroker (2:59)
5 Who are They (2:00)
6 My Father (2:42)
7 No Milk Today (2:12) (Herman's Hermits)
8 Upstairs, Downstairs (2:15) (Herman's Hermits)
9 For Your Love (2:31) (The Yardbirds)
10 Pamela, Pamela (2:09) (Wayne Fontana)
11 Chestnut (3:21)



60年代作曲家として曲を提供し、数々のヒットを生み出す。
本作はそんなヒット曲と新たに書き下ろた曲をGraham Gouldman本人が歌う、という企画。
アレンジャーにJohn Paul Jonesを迎えている。
プレイヤーのクレジットは全くないんだけど…多分当時名うてのプレイヤーがこぞって参加していた可能性が???それともJohn Paul Jones大活躍、みたいな?
ソフト・ロックとかそういうのに分類されるんだろうけど、時代柄ヌルくないんだな、これが。
お馴染みのヒット曲はだれもがどこかで耳にしたことがあるだろう。
意外だったのはスパニッシュな味付けを醸し出すギターが鳴る"Pawnbroker"とか。
最後の"Chestnut"は台詞みたいなのが入るインスト曲で、ハードなドラムの導入部からジャジーなオルガン、と正に「イカす」サウンド


何気に凄いメンツでやっているな、これ。。。