Mike Portnoy Speaks続き

続きです。

Q: もしも私がギャンブラーなら、状況次第で1年ないし2年でそのギグに戻ってくると思うのですが?


P: そう思うかい?!もし、それが現実に起こったら、それこそがオレが望むことだよ(笑)。オレは彼らからちょっとの間離れることが出来るし、彼らは彼らのしたいように出来る。今から数年したら、みんな一緒に戻って上手くやって行けると思うよ。判らないけどね。でもそういうケースは沢山あったよ。歴史がそれを証明している。Motley CrueやGenesisを例に挙げたけど、AerosmithだってJoe Perry抜きでやった。MaidenだってBruceがいなかったし、HalfordのいないPriestだってあった。みんな戻ってきたじゃないか。オレたちもそんな風になって欲しいと思うよ。この出来事全て、自分にとって呑み込むのは本当にタフなんだ。ファンのみんなと同様に。ファンには本当に申し訳ないと思っている。俺はファンのためにいつも決断し続けてきたから。そうやってファンベースを築いてきた。そして、今回の事はファンのためになるような決定じゃなかった。だけど、オレの人生で、たった一度、本当に一度だけ、Mike Portnoyがこれが正しいと思った事、Dream Theaterにとってベストかどうかではなくて、をしなくてはいけなかったんだ。オレが言いたいのは、2、3年のオフをとって、がDream Theaterにとってベストだとオレは思っていたんだ。そうしたら、みんなそれぞれがそれぞれの事をして気力を充実させて、戻ってきて、再び一緒にやろう、と。でもオレ達は5人の違う人格があって、この件に関して違う意見を持っていた。今、色々なシナリオを言ったけど、みんな戻ってきたケースだ。オレが最も恐れているのはPink FloydとRoger Watersのようなケースなんだ。彼らは結局戻ることはなかった。それがとても怖いんだ。もしもそうなったら悲劇だよ。Dream Theaterとして再びステージに上がれないなんて。今、自分の決断したことにとてもホッとしているんだ。本当だよ。とても落ち込んでいるし、悲しいし、ショックだけど、ホッとしているんだ。正しいことをしたと思っているから。それがオレの心がそう訴えているから。オレは決して偽者紛いの行為をしたり、クソ野郎になったことはない。もしも1月にスタジオに入らなくてはいけないのなら、凄く後悔するだろう。それは出来ないことだ。自分のしていることを愛せないとダメだ。自分が信じられないようなプロジェクトやアルバム製作、他のミュージシャンとの活動は一つとしてやったことがない。

Q: 今Avenged Sevenfoldとツアー中です。年始まで続きます。それまでは彼らと一緒にプレイして、楽しい時間を過ごせますね?

P: そうだね。彼らとは楽しい時間を過ごしているよ。良い連中だし、ショーは素晴らしいし、ファンも素晴らしい。彼らはオレにとても良くしてくれている。今彼らに大切なのは、少しずつ前に進むことだ。彼らはドラマーを失ったばかりという状況で、今、パーマネントなメンバーを探す必要がない状態だ。毎日少しずつ前身すれば良いんだ。そして、今、オレも同じ状態なんだ。今、何も大きな決断をする必要がないし、オレも少しずつ前に進んでいければ良い。それに今は何のプレッシャーもないんだ。彼にもない。当分の間は何も決める必要がない。ただツアーをしていれば良いんだ。そういうプレッシャーのない大切な時間を過ごしているんだ。だから、オレも彼らと一緒に過ごしているんだ。何か決めなくてはいけない時に来たら、その時に考えるよ。登らなくてはいけない山に着いたら頑張るよ。でも今は何のプレッシャーもない状態でプレイするだけだよ。






ここ、おかしくない?などのご意見などありましたら、是非お寄せ下さい。