Colosseum II "Strange New Flesh Expanded Edition" ('05)

で、Neil Murrayの続き。
05年に発売されたデモや76年6月BBC Session "In Concert"音源3曲を含む再発盤。

Disc 2 Demo
1 Night Creeper (3:46)
2 The Awakening (11:43)
3 Siren Song (6:55)
4 Castles (version 2) (5:00)
5 The Scorch (4:39)
6 Rivers (4:27)
7 Interplanetary Slut (5:32)
BBC Session In Concert
8 Dark Side of the Moog (9:00)
9 Siren Song (12:13)
10 The Awakening (15:46)


Gary Moore; Vocals, Guitars
Mike Starrs; Vocals
Don Airey; Fender Rhodes Piano, Grand Piano, ARP Odyssey, Mini-Moog, Synthesizers, Hammond Organ, Clavinet
Neil Murray; Bass Guitar
Jon Hiseman; Drums, Tympani, Cymbols, Gongs



元々、Ghostsというバンド名だったんだけど、レーベル(ColosseumやTempestを売ったGary Bron)からColosseumの名前を使わないとダメ、って言われてColosseum IIとなったそうな。。。
後にLucifer's Freindに行くMike Starrsや、Neil Murrayは昨日も書いた通りNational Healthへと向かう。
本編の方はJoni Mitchellの"Down to You"やColosseumでも演奏していたGraham Bondの"Walking in the Park"のカヴァーを含む。
Gary Mooreがいたところから、Colosseum IIは面白いポジションにいる。本来のポジションよりもずっとハードロック、ヘヴィメタル寄りのマーケットで日本で認知されているのが面白い。
演っているのはジャズ/フュージョンな音なんだけどね。確かにGary Mooreなんで、ラウドなギターなんだけど。
ライナーを読むとNeil Murrayが「Gary MooreはJon Hisemanの教えの下にやっていた」という件があるが、まず間違っていないだろう。



本当はここからオリジナルColosseumやブリティッシュ・ジャズ・ロック、またはカンタベリー一派とかに流れてみるのも楽しいはずなんだけどね。
英国ジャズロックに行くと、欧州ジャズロックに行っても、米国ジャズロックに行かない摩訶不思議ってのもあるんだけど、それはそれ、ってことで(逆も真なり)。


こちらはベースがJohn Mole。






因みにこのジャケットを見るとAniMusicを思い出すようになってしまった。。。