TransAtlantic "The Whirlwind" ('09)

The Flower Kings Fan Club JapanからRoine Stoltのサイン入り"The Whirlwind"のCDが到着しました。





相変わらずの内容の濃さ、ですね。
オープニングの"Overture"はちょっと無理に難しい展開から持っていこうとしてるような「あざとさ」みたいなのが感じられてハナについたのですが…12パートに分かれているとは言え77:56の大作ですからね。
色々な表情を持っている訳です。
本作のタイトル…"The Whirlwind"ですが…厄介なことにtheが付いてます。
Whirlwindは邦題でもあるように「旋風」などと訳されることが多いですが、つまり、竜巻の英語呼称の一つ。弱い順にstorm、tornado、そしてwhirlwindとなっていて、一番強いのがwhirlwind。
で、歌詞を書いているのはNeal Morseなわけでね。聖書がネタになっているのは明白。
聖書の中でもwhirlwindは多く出てきます。
彼の地イスラエルではstormやtornadoは滅多になく、whirlwindが吹荒れることが多く、それに関する記述も聖書の中にも多い。
ただtheが付いている以上、ヨブ記38章あたりの記述などに出てくる「嵐」と同義なんだろう。
多分。。。多分ね。。。


意外と面白いのがボーナス・ディスク。
Pete Trewavas作の"Lending a Hand"とか良いね。
"I Need You"はやっぱりメドレーだったか。。。
[ロック雑感:プログレってナニ?]TransAtlantic ”The Whirlwind” - Food for Thoughts、Candy for Ears