All about Eve

Judy Dybleの"Talking with Strangers"で久しぶりにJulianne Reganの声を聴いたら、All about Eveが聴きたくなった。



BBC Radio One Live in Concert ('93)

Julianne Regan; Vocals
Tim Bricheno; Guitars
Andy Cousin; Bass
Mark Price; Drums


1 Every Angel (4:03)
2 Candy Tree (3:05)
3 Wild Hearted Woman (3:12)
4 Gold and Silver (3:43)
5 What Kind of Fool (4:04)
6 Tuesday's Child (3:16)
7 Martha's Harbour (3:06)
8 In the Clouds (3:30)
9 Road to Your Soul (5:04)
10 Only One Reason (4:21)
11 Flowers in Our Hair (4:01)
12 In the Meadow (6:30)
13 Paradise (4:00)
14 Our Summer (3:38)


All about Eveを気になりだしたのはThe Missionが関わっていたのと、名プロデューサーPaul Samwell-Smithが関わっていた、というのが最初は気になった。Paul Samwell-SmithってCarly Simon、Cat Stevens、Murray Headといったタイプのプロデューサーという印象が強いんだけど、多分、そういう面もしっかり打ち出していた、と思う。
PVは特に見た記憶はあんまりない。。。
The Missionってハードロックだとばっかり思っていたから…Aerosmithのバラードのカヴァーとかやっていたし。。。(違うの?)
パンク、ゴシック、プログレ、色々な枠で語られることのあるAll about Eve。
だから、初めて音に接する前は何を期待して良いのか今一つ???だった。
で、出てきた音にそういった要素が見事にピタッと来た。納得、って感じ。
Julianne Reganの声は確かに存在感あるし、やはりバラード系の音にその存在感は発揮されるように思える。

ただ、サウンドの持つ浮遊感や音空間が自分が好きなタイプだった(それがどんな空間なのか説明するのが難しいんだけど…)。サウンドが軽くなかった、というのも大切な要素かも。軽かったら、多分個人的にはNGだった。



Julianne ReganにとってはAll about Eveというキャラクター(音像も含めて)とのギャップが少しずつ出てきたのも事実みたいで、そのギャップを埋めることに疲れてしまった感も受ける。
結果出てきたのがMiceだろう。




そして、吹っ切ったように見えたAll About Eveの再編。
で…止まっているんだよね、Julianne Regan。
たまにJudy Dybleのアルバムに参加したようにゲストで名前を見ることはあるんだけど…。
最近はThe Eden Houseの作品に積極的に関わろうとしていたようだったけど…。これも頓挫したようで。


映画「イヴの総て」は映画界の新旧交代劇を描いた作品だったけど、いまだにこのバンドの後釜に座るようなグループが出てきていない気がする。。。
http://www.julianneregan.net/