Boys on the Side ('95)

最近、めっきり映画もご無沙汰でございます。
最近見たのは、ロンドン編でも書いた飛行機の中ぐらいで。
その前はいつ映画館で映画見たのかも覚えていないくらい。。。
ヴィデオも全然借りたりしてないですねぇ。。。
でも、好きなんですけどね。
映画。
とりわけ、所謂ロード・ムーヴィーと呼ばれるものが結構好きな私です。
そんな中、これも中々面白い映画でした。Whoopi Goldberg、Mary-Louise ParkerにDrew Barrymoreの3人が出ているこれ。
女性3人によるロード・ムーヴィーですけど、別に性別を問わない映画だと思うな。
サントラがまた面白いんです、これ。

1 You Got It - Bonnie Raitt (3:25)
2 I Take You with Me - Melissa Etheridge (4:48)
3 Keep on Growing - Sheryl Crow (5:24)
4 Power of Two - Indigo Girls (5:22)
5 Somebody Stand by Me - Stevie Nicks (5:05)
6 Everyday is like Sunday - Pretenders (3:41)
7 Dreams - The Cranberries (4:30)
8 Why - Annie Lennox (4:53)
9 Ol' 55 - Sarah McLachlan (4:11)
10 Willow - Joan Armatrading (4:01)
11 Crossroads - Jonell Mosser (2:49)
12 You Got It - Whoopie Goldberg (3:08)
13 You Got It - Bonnie Raitt (3:25)


アーティスト陣を見て判るように全て女性アーティストでまとめられているサントラ。
私が気になったのはJonell Mosserのタフな"Crossroads"を映画の広告で聴いたから。
結構格好良いんだ、彼女のヴァージョンも。
Sheryl Crowが歌う"Keep on Growing"は当然Derek and the Dominos、と非常にEric Clapton度が高いサントラ。
Melissa Etheridgeの"I Take with You"もガッツィーな出来。この人、格好良いよね。
Bonnie Raittが歌う主題歌の"You Got It"はRoy Orbison、Tom PettyJeff Lynne作曲の「あの」チーム。元はRoy Orbisonの"Mystery Girl"に入っていた。
期待を裏切らないあのサウンドが出て来る。



というわけでロード・ムーヴィーだ。
女性3人組ってのとはちょっと違うけど、これはこれで凄い面白かった。誰が誰だか判る?



やっぱ、これは凄い。
この音が出て来た時点でこの映画は決まったよね。Ry Cooderの真骨頂だろ、この一音は。



ケヴィン・コスナーの映画ではこれが好きだったなぁ。Pat Methenyはこれで初めて知った(いや、違うな、初めて名前と顔と音楽が一致したのがこれだ、多分)。



Stalloneのファンになったことはなかったけど、このサントラは好きだったし、映画も悪くないって思ってるよ。Stalloneの表情が結構豊かでね。

因にこのサントラ、John WettonがAsia名義で"Gypsy Soul"を歌っているけど、実は最初に"Winner Takes It All"も歌っている。歌っているんだけど、映画会社のプロデューサーがもっとアグレッシブに歌えないか?って聞いたら「オレはIron MaidenやJudas Priestのシンガーじゃないし。オレはAsiaのシンガーで、そう歌えって言われたから」って答えたそうで。結局、"Winner Takes It All"はSammy Hagerが歌った。



鬼才David Lynchによる"The Straight Story"。確かにストーリー的にはらしくないのかもしれないけど、風景とかね。あぁ、David Lynchかな、って思う。



最後にこれ覚えている?これをロード・ムーヴィーと呼んで良いのか、どうか?(まぁ気にしないけど)
何回見てもこの恐怖は変わらない。納涼だねぇ(冷夏だけど)。