Free "The Free Story" ('73)

このジャケットもシンプルでちょっと良い感じ。

1 I'm a Mover (2:56)
2 I'll be Creepin' (3:27)
3 Mourning Sad Morning (5:04)
4 All Right Now (4:14)
5 Heavy Load (5:19)
6 Fire and Water (3:57)
7 Be My Friend (5:44)
8 The Stealer (3:13)
9 Soon I will be Gone (3:01)
10 Mr.Big (5:57)
11 The Hunter (5:20)
12 Get where I Beloong (4:18)
13 Travelling Man (3:20)
14 Just for the Box (3:20)
15 Lady (3:57)
16 My Brother Jake (2:50)
17 Little Bit of Love (2:33)
18 Sail On (3:04)
19 Come Toghether in the Morning (4:38)


このベストが手元にあるのも、"Lady"という1曲のため。
1971年にFreeが最初の解散をした時、Paul RodgersがMick Underwood(ds 元Quatermass)とStuart McDonald(b 元Killing Floor)と組んだグループがPeaceというバンド。"Lady"はその時の曲で、他では聴けないトラックとなっている。後の箱ベストには入っているはず(買ってない…)。
"Just for the Box"はこの解散時にPaul Kossoff(g)、Simon Kirke(ds)がTetsu Yamauchi(b)とRabbit(key)と組んだアルバムからのインスト・ナンバー。湿り気の多いPaul Kossoffのギターが雄弁なナンバー。
Andy Fraserは何をやっていたかというとTobyというグループをAdrian Fisher(g 後にSparks)とStan Speaks(ds)とでアルバムを制作していたらしい。お蔵入りとなったままである。このアルバムも聴いてはみたいね。


Freeのヒット曲って、その殆どがPaul Rodgers / Andy Fraser組で書かれたもので、あの特徴ある揺れのあるベース・ラインに「!!!!!!」ってなる。
既にハードロックファンには有名曲であろう"Mr.Big"と唯一のカヴァー曲"The Hunter"は"Free Live!"から。
"Mr.Big"の後半のPaul KossoffとAndy Fraserの息の合ったプレイの応酬にPaul Rodgersの気持ち良さげな叫び声が格好良い。


1 All Right Now (6:24)
2 I'm a Mover (3:39)
3 Be My Friend (6:03)
4 Fire and Water (3:56)
5 Ride on Pony (4:29)
6 Mr.Big (6:11)
7 The Hunter (5:32) (Albert King)
8 Get where I Belong (4:21) (studio)


初期の名バラード"Mourning Sad Morning"も忘れてはいけない。このフルート、TrafficのChris Wood。この時、Paul Rodgers、若干19歳(このアルバムのリリースが10月でPaul Rodgersの生年月日が12月だからね)!19でこれを歌う、って凄い表現力である。。。
"Heavy Load"のエフェクトをかけた広がりのあるギターも良いね。
"Soon I will be Gone"や"My Brother Jake"を聴いていて思ったんだけど…Freeもメロトロン使っていたのね。。。




アメリカの大統領選挙は終わりましたけど、この曲はAndy Fraserなんだよねぇ。Freeファンの間でどれだけ馴染みがあるのかどうかは知らないけど。。。