The Tangent "A Place on the Shelf a special enthusiast's collection" ('09)


1 Le Massacre Du Printemps - Part One (11:44)
2 "Everyman"s Forgotten Monday (5:10)
3 I Wanna be a Chick (4:34)
4 Live on air (21:47)
5 Le Massacre Du Printemps - Part Two (14:43)
Bonus Tracks
6 A Sale for Two Souls (Live) (7:05)
7 The Ethernet 1992 (7:00)
8 Special PO90 Preview "Backup" (5:35)



1と5は06年から09年にかけて録音された曲。著作権の問題でアルバムとして制作出来なくなった、とある。タイトルから判るようにストラヴィンスキーの「春の祭典」に影響されたもの。オープニングはまんま。
2はGold Frankincense & Diskdrive(Parallel or 90 Degreesの前身でGuy ManningとAndy Tillisonのグループ)の"Lifecycle"からの再録。Andy Tillison、Guy Manning、Paul Burgess、Jonathan Barrett、Theo Travisによる録音。
3は08年フランスで書かれた新作"Down and Out in Paris and London"からのデモ。
4は07年フランスと英国で"Not as Good as the Book"用に書かれたデモ。
ボーナストラック3曲。
6は08年オランダBoederij公演からのライブ。これはThe TangentがRitualとBeardfishと回った時の公演ですね。ということはメンバーはAndy Tillison、Jonas Reingold、Jaime Salazar、Krister Jonssonというメンバーで出演したもの。ですけど、Andy Tillisonのソロ・パフォーマンスですので。混乱を避けたい、という意図でしょうね。
7は"Not as Good as the Book"に収録された"The Ethernet"の下敷きとなった92年バージョン。メンバーはAndy Tillison、Guy Manning、Jonathan Barrett、Dave Albone。
8ははParallel or 90 Degreesの新作"Jitters"からの曲。Dan Watts、Matt Clarke、Alex King、Andy Tillisonによる録音。



このアルバムはThe TangentがSPVの倒産をうけ、InsideOutに新作を提供せず自主制作に切り替えたため、制作費を捻出するために制作された非売品。
サンキューレターでAndy Tillisonもこういった作品をリリースするのは好きでない、と書いている。私自身も基本的にデモ音源にはあまり興味がない人。
今回、これを買ったのも、これの購入費がThe Tangentの新作の制作費となるから、という理由だけである。


とは言え解説にある通り、中々興味深いものでした。PO90の出来は良いですね!



Theme's ParkのThe Tangent / PO90関連はこちら
http://seikado69.hp.infoseek.co.jp/tfkrelated/sympho/po90.html