Roman Andrén @ Cotton Club 8/7

行って来ましたRoman Andrén。

メンバーは
Roman Andrén (p, rhodes, vo)
Susanne Ottebring (vo)
Mats Nordenborg (flute, sax)
Elias Källvik (g)
Johnny Åman (ele b, wood b)
Marcus Liljequist (ds)
Joselo Orellana (perc)
Marcus Liliequist以外はほぼJuanita & Beyondのメンバーと同じ。

だけど、すぐにJuanita & Beyondのリズムとは全く違うグルーヴが渦巻く。
スムースで時にアクロバティックなプレイをするZoltan Csorszに比べて、Marcusはやはりロックっぽく、骨太な感じ。
最初は私の席からは女性ヴォーカルの声が聴こえなかったんだけど、Roman Andrénがお嬢さんの為に書いた、という3曲目のバラード"Bumblebee"から声がはっきりと聴き取れるようになった。
スキャットも交えているけど、基本的にリズミカルでパーカッシブなヴォーカル。「パッパッパッパ」とか、ああいう感じ。
リズム感とか当然なんだけど…それでも特にギターのリズム感が素晴らしいんだ。
"1000 Miles"って曲では「曲を書くときは妄想に耽って書くんだ。この曲は地球の中に通って行く旅を思いながら書いた」って言っていた。"Journey into the Centre of the Earth"だな。Rick Wakemanみたい…。この曲のギターも格好良かったな。サウンドスケープみたいなサウンドを出していた。
"Let It Out"のオープニングは後でRoman Andrénに「Jackson 5とか昔のモータウンみたいなフィーリングがあるね」って言ったら「そうそう、あのグルーヴが好きなんだ」って言ってた。
パーカッションのJoselo OrellanaとMarcus Liljequistとの絡みも最後に見せてくれて、大満足。
メンバー全員、終止笑顔でプレイをしていて、演奏を楽しんでいる様子が見れて、良いライブだった。
あ、ヴィデオも撮っていたみたいなんで、もしかしたらDVD出るかも。
こちらはZoltan Csorszの方の映像。



まだ今日も2回の公演があるので時間のある方は是非ともチェックして欲しいな。
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/423.html



Roman Andrénに聞いたんだけど、現在Zoltan CsorszはスイスでJan Lundgreトリオで叩いているんで、別のドラマーを探す必要があったんだって。そしたら、ギターのElias KällvikがMarcu Liljequistを推薦してくれたんだって。
MarcusもいきなりRomanから電話があってオファーされた、って言ってた。




さて、Marcus Liljequist(今回の公演ではこう表記されていたので、今回の記事ではこれで)とも話を少ししました。
まずトリオになったClark。メンバーにお子さんが生まれたりして、生活スタイルが変化したんで、トリオ編成になったって言っていました。また機会ががあればアジア方面でのライブもやりたい、って(以前に上海でやっているからね)。
そして当然話題はTomas Bodinの"You Are"。2ヶ月前にウプサラで会って来た、って言ってました。
内容は凄いポップだよ、と。"I Am"とは全く違うって。確かにTomas BodinBeatlesや10ccの名前を上げていたね。
Tomas Bodin Myspace