Magnum "Keeping the Nite Light Burning" ('93)

Magnumの新譜"Into the Valley of the Moonking"は相変わらずのMagnumワールド。
誰が呼んだか「シェイクスピア・ロック」
以前、Magnum好きな英国人に「シェイクスピア・ロック」って呼ぶ事があるみたいだけど？って聞いたら、「知らない」って言われた。でも、言いたい事は判る、って。
Tony Clarkinの世界をBob Catleyが歌う。
これに勝るものはない、と思う。
Bob CatleyのソロでMagnus Karlssonが関わったヤツはまだ聴いてない。どうもBob Catleyのソロって相性が良くないみたいで。。。Magnus Karlssonは好きなんで、機会があれば買っておきたいとは思います。

という事で、Magnum。
Keeping the Nite Light Burning ('93)

Tony Clarkin; acoustic, slide guitars, vocals
Bob Catley; vocals, tambourines
Wally Lowe; bass, vocals
Micky Barker; drums, hand drums, percussion
Mark Sanway; grand piano, electric piano
1 The Prize (4:41)
2 Heart Broken Busted (3:32)
3 Foolish Heart (2:57)
4 Lonely Nights (4:18)
5 Start Talking Love (3:41)
6 Only a Memory (3:44)
7 Need a Lot of Love (5:42)
8 Maybe Tonight (3:30)
9 One Night of Passion (3:53)
10 Without Your Love (4:46)
11 Shoot (4:00)
12 Solider of the Line (3:59)


このアルバムはMagnumによるセルフ・カヴァー。
但し、アコースティック・バージョン。
伸びのあるBob Catleyの喉にメンバーのコーラスが美しい。
いきなりの"The Prize"に一気にMagnumの持つ世界観に引込まれる。
"Foolish Heart"はホーン入り。
No sequencers, samplers or synthesisers were usedとあるから、"Only a Memory"のバックコーラスはまんま生ってことなんだろう。アカペラ・ヴァージョン。
"Need a Lot of Love"はレゲエっぽいリズムを持つヴァージョン、とそのアレンジは意外と多彩。



当時、これが出た時、悪名高いJet Recordsから出されて。ただ、倒産したんじゃなかったっけ？みたいな話があった記憶がある。
Magnumも来日して欲しいなぁ、と思うバンドですねぇ。