3Rivers Progressive Rock Festival 2008

ライブ盤 映像 ロック雑感：プログレってナニ？

3RP Festival 8/23-24 2008

http://3rprogfest.com/index.php?content=merch
Day 1
Neal Morse
The Creation (17:47)
We All Need Some Light (8:40) (w/ Roine Stolt & Mike Portnoy)
Stranger in Your Soul (24:27) (w/ Roine Stolt & Mike Portnoy)


Spock's Beard
On the Edge (5:29)
Cakewalk on Easy Street (5:02)
The Light (17:27) (w/ Neal Morse)


Gongzilla
Gongzilla's Dillemma (9:09)
Suffer (6:57)


Mandrake Project
I'm (Overneath) Myself (6:24)
A Miraculous Container (4:56)


Manifesto
Radom Axis (5:23)
Seventh Heaven (6:00)
Red (6:58)


Day 2
The Flower Kings
Medley; World of Adventures / I am the Sun (10:26)
Life in Motion (13:57)


California Guitar Trio
The Marsh (4:42)
Unmei - Beethoven's Fifth Symphony (2:30)
Echoes (11:37)


Rocket Scientists
Sky is Falling (5:41)
Better View (5:59)
Revolution Road (7:25) (w/ Lana Lane)


IZZ
Spinnin' Round (4:17)
Razor (6:00)
Confusion Jam (3:37)


Kalon
Ex Gemma Ex flore Nusquam (6:08)
Mount Urartu (8:01)


飽きれるぐらい見所満載のDVDです。
Neal Morseは傑作"One"から"The Creation"。もしもこれからNeal Morseをチェックしよう、という向きには是非この"One"をお勧めしておきたい。

そして、The Flower KingsのRoine Stoltが登場して始まるはTransAtlanticの"We All Need Some Light"。ドラムが入るところで、Mike Portnoyがドラム・セットに座る。
続いてTransAtlanticの2ndから"Stranger in Your Soul"。中間部のRoine Stoltのちょっとスペーシーな感じのソロが素晴らしい。このソロの間にNeal MorseがMike Portnoyのドラムを占拠。曲の途中でMike PortnoyからNeal Morseへとドラマーが変わるという離れ業（因にNeal Morseのドラム好きは有名）をやってのける。再びMike Portnoyへとドラムを返す。
ここにPete Trewavasがいないのが非常に残念。このTransAtlanticはそれぞれのグループに属しながらも確実に進化しているところがこの映像で判る。
3rdへの期待がグッと高まる（けど、レーベルに関してはちょっと心配だよね…）。


Spock's Beardは"On the Edge"にNeal Morseを迎えた"The Light"と原点回帰のようなセット。"The Light"ではNick D'VirgilioとJimmy KeeganとのWドラム体制。真ん中にあるスパニッシュ・ギター・セクションもNeal Morseがこなす。奥本亮のソロ・ツアーの時にも感じたけど、奥本亮のプレイは、こういったラテン系のグルーヴが非常に美味しい。


The Flower KingsはFloodgateのOla Heden（additional key)とErik Hammestrom（ds）を迎えた編成。Erik Hammerstrom、レギュラー・グリップだったんだ。。。
Hasse Frobergの一挙手一投足が凄い。ホント、Roine Stoltの人選力というのかな？感服する。
セットの最後であった、メドレーで一旦袖に引っ込んで、アンコールの"Life in Motion"へ。あれだけの音を詰め込んだ"The Sum of No Evil"だけど、こうしてライブを見ると、音像ががらりと変わる（当然ではあるんだけど）。意外とライブ映えする。こうなると"The Sum of No Evil"、全曲ライブで聴いてみたい。
最後にJonas Reingoldのベース顎乗せパフォーマンスもばっちり入ってます。ジャグラー目指すか？


Rocket ScientistsはErik Norlander（key）を筆頭にMark McCrite（vo、g）とDon Schiff（stick）。サポートにPrymaryのChris Quirarte（ds）と元Steel ProphetのJim Williams（g）を迎える。
"Sky is Falling"の冒頭はELPの"Black Moon"を思わせる。Mark McCriteの声は相変わらず素晴らしい。クレジットに何も載っていなかったので、てっきりいないもんだと思ったけど、"Revolution Road"で出てきました（当たり前だよなぁ、いない訳がない！）Queen of Symphonic Rock。女王降臨。こうして見ると凄い貫禄あるなぁ。




このラインナップに名を連ねるバンドのファンや興味のある方は必見DVDだと思います。