ロンドン編 Engineers @ Bush Hall 10th July, 09

今回のロンドン滞在は、Earl's Courtだったので、比較的ライブに行くにはアクセスしやすい場所だった。
偶然だったんですけどね。
Shepard's Bush駅から歩いて10分弱ぐらい。
アラビック系のデリが並んでいて、ちょっと雰囲気がNYのQueens辺りを思い出させる。臭いとかね。
駅から歩いて真っ直ぐなので、方向さえ間違えなければまず迷うことはない。
結構、いきなり白い建物が出現。

看板にトレードマークのシャンデリアがあしらってある。
チケットは事前にネットで購入。会場のボックス・オフィスでチケットを受け取るように手配をしておいた。
開場は7時半だったかな?
現地に着いたのが7時ぴったりぐらい。ボックス・オフィスが見当たらないので、並んでいる人が一人だけいたので、聞いてみると、多分、中だろう、って言うので、そのまま彼の後ろに並んで待つことに。
開場されると、チケットをチェックしているお姉さんにネットで購入した旨を伝えてクレジット・カードを提示すると、中に入って良いわよ、と。
そのお姉さんが座っている後ろの柱に今日の予定表が。。。


Richard Barbieri 8:30〜
セットチェンジ 9:00〜9:45
Engineers 9:45〜
Curfew 11:00


それにしても、Richard Barbieriのキーボード片付けるだけで45分は長くない?とか思いつつ、Curfew11時ってあったので、多分早めに出てくるんじゃないかと期待しながら、とりあえず、バーでギネスを買って狭い会場をぶらぶらしてみる。
2階に上がると、外にはバルコニーがあり、多分Engineersのメンバー(キーボードの人だったかな?)がタバコを吸っていた。
Bush Hall Venue info
ここのSmokingという所を見ると、「Smoking is only allowed on the outside terrace on the first floor」とある。
そうなんだよねぇ。
イギリスって、1階がGround Floorで2階が1st floorってある。
これ、結構ややこしい。。。
2階のスペースにはバーカウンターに30人ぐらいは入れそうなスペース。但し、ステージを見るなら、僅か数人ぐらい(3人ぐらいがいい所じゃないかな?)が辛うじて入れるぐらいの窓にへばり付かないと見れない。

こうやって見ると意外と小さめな感じがするでしょ?
No-Manのヴィデオを見た時はもっと広いかな?って思ったんだけど、きっと客入りの感じで違って見えたんでしょうね。
1階に下りて、マーチャンダイスのテーブルでEngineersの新作を£10で購入。テーブルにあったのはこれとRichard BaribieriのソロCD2枚だけだったかな…?

中に入って、ステージ前方に出る。人が疎らにしかいないので、楽々ポジションに着く。


Richard BarbieriはローランドのV-Synthにプロフィット他2台のシンセで計4台かな?それにラップトップが2台。
彼のソロ・アルバム同様、静と動を使い分けた音楽が鳴る。
聞いたことがあるフレーズも出てきたけど、基本1曲にまとめたような感じの即興。
即興と言っても、頭の中ではきっちりと構築されているんだろうなぁ、という印象。
正味30分ぐらいのセット。
ただ、このセットの間、会場後方ではずっと大きな声で話すオーディエンスに辟易してしまった。
英国では本当に数える程度しかライブを見たことがないけど、こんなにマナーの悪い観客は初めて…。凄い残念。
Richard Barbieri、イヤフォン着けていたけど、演奏のためじゃなくて、もしかしたら、マナーの悪い客の雑音が入らないためだったりして…?(まさかね…)



やっぱり、きっちり、9時45分まで出てこなかったEngineers。終了時間が決まっている以上、長いセットではないな、と。
Ulrich Schnaussをギターに迎えて、キーボードとギターの音壁が終始厚く、他のパートを圧倒している。
女性のバックアップヴォーカルもいたんだけど、どうも他のインスト隊の音にヴォーカルが二人とも埋まってしまっているようで、私の立ち位置からだとあまりよく聴こえなかった。
もっと後ろでエンジニア・テーブルの側にいた方が良かったかも。。。?
結局、セットそのものも50分ぐらいで終了。ウォームアップ的な内容だったのかな?
確か、2年ぶりのライブってどこかで読んだ記憶が…。



それにしてもヴォーカルさんの平井堅度が非常に高くてびっくり。。。



左の楽譜の向こうが女性ヴォーカルさんですね。この動画でもちょっと声が出ていないっぽくない?