Phenomena III "Innervision"


1 Rock House
2 Banzi
3 What about Love
4 Into the Fire
5 A Whole Lot of Love
6 Secret of Love
7 If You Want to Rock
8 How Much Do You Love Me
9 Shape It Up
10 Rock My Soul
ハードロックファンには元Mama's BoysのKeith Murrellがリードを取ったアルバム、と記憶されているはずのPhenomena III。
頗る出来が良い。Leif Johansen(key)とMichael Sturgis(ds)といったお馴染みのメンツからギターにはQueenBrian MayとScott Gorham。
悪いわけがない。
実はこのKeith Murrell、Sirの称号を持つCliff Richardともよく仕事をしている。




最初に気付いたのはKnebworthのライブCDで。

Cliff Richard & The Shadowsでバックヴォーカルを担当していた。


このPhenomena IIIで唯一残念なのが"Banzi"という曲。
そ、「万歳」。思わず小声で言ってしまいたくなる。
まぁぁ、ねぇぇ。。。
気持ちは判りますよ。日本の歌だってヘンテコな英語入るしね。
でもなぁ。。。
飛ばして聴けば良いじゃないか!
ご尤も。
ただ、私、古い聴き方が大好きで未だにアルバム至上主義。
アルバムは最初から最後まできっちりと通して聴くのが好き。
だから、アルバム中に1曲ダメダメで苦手な曲があると、それだけでそのアルバムから遠のいてしまう。
ちょっと勿体無いな、って自分でも思う。
で、勿体無いな、と思って果敢に攻めると、その曲になると、やっぱりプレイヤーを止めて聴くのを止めてしまう。
その後が聴けない。。。
そんなダメダメな曲でもやっぱりそこにないとアルバムとして成立しないんじゃないかと思うと、スキップしてiPodとか入れる気にもなれない。。。
何か凄い面倒臭いオヤジみたいなダダをこねてしまってます。。。すいません。



そういう意味ではQueensrycheの"Empire"も随分とご無沙汰。
"Silent Lucidity"さえなければねぇ。。。
ロック雑感 Queensryche;困惑 - Food for Thoughts、Candy for Ears

あ、新作出ているんだっけ?買わねば。。。
この間、Dream Theaterの"Six Degrees of Inner Turbulence"を書いた時も"Solitary Shell"がPeter Gabrielの"Solsbury Hill"にそっくり、というのがあったけど、"Solitary Shell"の肝ってあのシンフォニックなキーボードが入った後のギターとJordan Rudessのピアノだものねぇ。
それにDream TheaterPeter GabrielとかGenesisってのは判るんだよね。
QueensrycheAlice Cooperってのは判らん……って思ってた。
まぁ、ロック界には似た曲多いからねぇ。Eaglesの"Hotel California"だって…ねぇ?
あのビデオは格好良いけどね。



まぁ、こんな記事も書いたし。
[ロック雑感][ライブ盤]It’s a Beautiful Day~Deep Purple~Gillan~D - Food for Thoughts、Candy for Ears
そんな事を言ったら、Genesisの"The Lamb Lies Down on Broadway"だってNGになってしまう。



きっと、私はもっと"Empire"に対して寛大にならないといけない、って事だな。
ポピュラー・ミュージック界にはよくある事だ。。。多分。。。きっと。。。





NP; Queensryche "Empire"(律儀?)