Theo Travis' Double Talk "Ascending: Live at the Pizza"


Theo Travis; Sax, Flute, Loops
Mike Outram; Electric Guitar
Pete Whittaker; Hammond Organ
Roy Dodds; Drums
1. Glad
2. Oblivionville
3. The Relegation of Pluto
4. Pallendream
5. That Old Smile
6. Portobello 67
7. See Emily Play
8. And So It Seemed
9. The Apparent Chaos of Night
10. All I Know
11. Sweet Emma


見て判るように缶入り2枚組ライブCD。缶仕様、という事もあって限定100枚。100枚売り切ったら、MP3やFLACでのダウンロード販売だけになるそうだ。
因にメンバー全員のサイン入りとなっている。

でもさ、これ、絶対に剥がれるって!
購入した人はどうやって保存するんだろう?やっぱラミネート


Theo Travis。Double Talkのスタジオ盤はこちらでも参照していただいて。。。
Porcupine Tree周辺、GongやSoft Machine Legacy、The Tangentの参加のみならず自身もRobert Frippとデュオ・アルバムを出したりと、ジャズ・ミュージシャンと呼ぶには非常に自由な動きをする人。
思うに基本的にギター好き?みたいな。
"Obilivionville"のギター・ソロなんてロックのそれだもんな。
オープニング・ナンバーの"Glad"は新曲?って思っていたら、なんとTrafficの"Glad"じゃないですか!!!
ここで、Double Talkのライブ・バンドとしてのもう一つの側面、ハモンドのポジションが判る、というもの。
思わず、仰け反った。そっか、Theo Travis、Chris Wood好きか。。。
Jim CapaldiとかTrafficのサウンドを特徴付けていたのはChris Woodだ、って言っていたね。



そしてPalle Mikkelborgに捧げられた"Pallendream"。
Palle Mikkelborgといえば、Mile Davisが北欧ジャズ・ロック人脈を起用した"Aura"やTerje Rypdalとのアルバムが個人的には思い出させる。
Miles Davisの"Aura"は元Secret OysterだのMidnight Sunだの、とプログレから見ると非常に面白いメンツ。勿論、面白いのはメンツばかりでなく、そのサウンドも。

Terje Rypdalとのアルバムは正に"Aura"の発展系と捉えても過言じゃないだろう。

そして、サイケデリック・ロックの代名詞"See Emily Play"。
エフェクトをかけて、如何にもな作りをしている。




最後にNat Adderleyが"Sweet Emma" Barrettに捧げた"Sweet Emma"で締め括っている。ジャズ・バンドらしいね。
こんなの見つけました。
John Etheridgeですね。Pete Whittakerいるし。。。