Black Night Deep Purple Tribute According to New York ('97)


1 Black Night
2 Strange Kind of Woman
3 Fireball
4 Smoke on the Water
5 Child in Time
6 Woman from Tokyo
7 Space Truckin'
8 Stormbringer
9 Speed King
10 Burn
11 Deep Purple NY


トリビュート盤と一概に言っても、現在は本当に沢山のものがある。
有名バンドであれば尚更であろう。
このDeep Purpleにしても一体何枚のトリビュート盤が存在するのやら…。



とはいえ、以前にも書いたように、それなりに壊れたものが好き。
まぁ、カントリー・アレンジとかロカビリー・アレンジとかクラシック・アレンジみたいなものもあるけどね…。



そこで、これはAccording to New York
首謀者はどうやら、TM Stevens。プロデュースにアレンジにベースは全てこの人。ヴォーカルも数曲で参加。
ヴォーカルにJoe Lynn Turnerをはじめ、Richie Kotzen、Coly Glover(Living Color)、Tony Harnell(TNT、Westworld)。
ギターにAl Pitrelli、Vinnie Moore、Stevie SalasRichie Kotzen、Simon GregoryにLars Y. Loudamp(バレバレですね)。
キーボードにBernie Worrell(当然だね)。
ドラムにWill Calhoun、Van Romaine、そして、Cindy Blackman(エ?ありゃ、ウチにいたのかよ…)。
[ロック雑感][Treasure]Tony Williams Lifetime Tribute - Food for Thoughts、Candy for Ears
因にCindy Blackmanが叩いているのは"Smoke on the Water"、"Space Truckin'"、"Stormbringer"の3曲。
どうやら、全員が全員、ニューヨーカーって訳でもないみたいだけど。。。偽名の人って、確かフロリダだものねぇ?寒い所出身の人はやっぱり温かい所が好きなんだな…。
重低音爆裂グルーヴィーDeep Purpleに仕上がっている。
オープニングは喧噪の中、ジャマイカン・ドラムが鳴りながら、NYCらしいストリート・ラングエッジで会話が始まる。
「Yo、何処行くんだよ?」「これから、Deep Purpleやるんだよ」「Deep Purple?なんだよ、それ?」「ちょっと、じゃぁ、これを聴いてみろよ」みたいな会話で。
ファンキーなリズムを刻むRichie Kotzenに合わせてCory Gloverが歌う"Fireball"。グルーヴを醸し出しながらも、オリジナルに近い形で披露している"Smoke on the Water"(最後にドスの効いたコーラスも入るけど)。レゲエバージョンに突入して、TMが歌うとソウル・ソングになる"Child in Time"。ラジオDJ風の紹介オープニングを冒頭に持つ"Woman from Tokyo"。ヴォーカルはRichie Kotzne、TM Stevens、Joe Lynn Turner、Tony Harnell全員で回す。何か変に贅沢な。。。
"Burn"とか凄いことになっていたりする。。。
確かにキーワードはソウルファンク。でも全く違和感がないんだよね。
Ritchie Blackmoreはこの手の音楽は苦手なはずなんだけど、ね…。



ここにGlenn Hughesがいたら、凄いことになっていたかもしれないね…。濃過ぎる…。。。のかな???