Peter Banks / Flash

紙ジャケットの登場で更に日本CD市場に再発の波が巻き起こっている感じがします。
それは非常に良いことなんだけど、今ひとつ、ピンと来ない。
CDが出て来た時、洋楽カタログの再発が凄い勢いでここ日本では巻き起こった。
それこそ、再発天国みたいな。
当時は日本の洋楽市場もバブリーイケイケ・ドンドンだった。
ただ、今の紙ジャケットってどうもマニアックで終わっている感が拭えない。
温故知新という言葉があるように、古き良きものに触れることは大切だろう。
特にロック・ミュージックとて、その歴史無しに今のシーンだって存在しない。
なんだけど、、、ここに問題があるように思えるんだな。
それは、今と過去、例えば、70年代にしろ、80年代にしろ90年代にしろ。。。
繋がっていない。
ぶった切れた状態。
例えば、今回のお題。
Peter Banksも先日、1stソロやFlashが紙で出たと思うんだけど。

画像はライブ盤。これは紙になってません。
Flash探すの面倒だったんで、こっち。
で、紙ジャケットの話。
Peter Banks不在なの、この紙ジャケット
いや、勿論、演奏はしている。しっかりしている。ちゃんとしている。
でも、この「再発」という事業にPeter Banksが…見えない。
今もPeter Banksって現役なんだけどね。勿論のこと。


Harmony in Diversityの"Trying"(2006年)

メンバーは
Peter Banks; Guitar
Andrew Booker; Drums Produce(因みにこの方、現在は、Harmony in Diversityを離れて何とHenry Foolに関わっている、という)
Nick Cottam; Bass
これ実はPilgrim Worldのレビューを読んで、購入を決めた一枚(いつもお世話になってます)。
映像はこちらで見る事が出来る。
Featured Content on Myspace
オフィシャルサイトはこちら。
http://www.harmonyindiversity.com/
こういった所でも音は聴ける。
"Buda Nopest"
Peter Banks - Be Well, Be Safe, Be Lucky... | Listen and Stream Free Music, Albums, New Releases, Photos, Videos
"The Drift"(現ドラマーさんのmyspace
http://www.myspace.com/davidspeight
因にAndrew Bookerって検索したら、こんなのまで出て来た。
Aimless Mules | Listen and Stream Free Music, Albums, New Releases, Photos, Videos
閑話休題
このHarmony in Diversity、自主で出しているんだよね。
こういうのも紙とまでは言わないまでも、一緒に出せたら、70年代のPeter Banksと現在のPeter Banksの活動が一つの線となって、ミュージシャンとしてのPeter Banks像がより明確にリスナーに伝わるとも思うんですけどね。。。
ダメですかね?!


これと同じ現象がこの間のBabe Ruthの再発でも起こってるんだよねぇ。
http://www.myspace.com/baberuthband
新作を出しているみたいなんだけど、DL販売のみみたいなんだよね。
現物は知らない。見た事ない。
こういうのも紙ジャケット再発といっしょに出せたら良いのにねぇ。
DL販売でもないよりは良いんだけど。
いつか、どっかのレーベルが出してくれないかなぁ、っていまだに思っていたりして。
まだ買えないでいる。。。