i and thou "speak" ('12)

もうすぐCamelの復活ライブ・ツアーが始まる。
楽しみだ。私は生でCamelを見た事がないんで。
3月22日。
ツイッターでCamel Productionsから「Camelがロンドンでライブをやります」というアナウンスを見て、すぐさま、Camelのオフィシャルサイトへ飛んで、ヴェニューをチェック。Barbicanの場所などを確認して、その場でチケットを買った。
もう、勢いだけで。Andy Latimerが復活する時、果たして日本まで来れるかな?という不安もあったので、復活のニュースがあれば、飛んでいこう、とは常々思っていた。もう日程とかも全然気にせずに本当に勢いだけで取ってしまったので、後で、日程を見て、何て日の公演を取ってしまったんだ!?と頭を抱えることになるが、まぁ、そういう細かい事を気にしていたら、海外でライブを見る、ってのは私の場合無理だ。勢いだけで、後は何とかなるさ、って。
さてCamel。徐々に色々なニュースが入ってくる。Jan Schelhaasがゲスト。「Snow Goose」を丸々演奏する、とか。
先日、Jan Schelhaasが不参加、というニュースが入ってきた。
New 2013 (and more...) Line-up... - CAMEL - Andy Latimer | Facebook
現ラインナップはこうなっているんだけど、、、Guy LeBlanc(Nathan Mahlってもうやらないのかな?)とDennis Clementのクレジットが逆だよね。。。
Jan Schelhassの代わりに入ったのがJason Hartという人物。Renaissanceの新作などでも演奏しているが、i and thouというのが彼のバンドだと思う。
ジャケット見てピンときた方は察しが良い。これ、Annie Haslamの手によるアートワーク。
なので、Annie Haslamのアートワーク・ファンもマストである。

1 speak (12:23)
2 ... and I awaken (11:35)
3 hide and seek (16:34)
4 the face behind the eyes (13:38)
bonsu track
5 go and go ahead (6:43)



それこそCamelやRenaissance好きにはアピール出来る好盤。Jason Hartの鍵盤が優しく、耳に心地良い。
IZZのJohn Galgano(b)とMatt Johnson(ds)のリズム隊も堅実なプレイで好感が持てる。
ボーナストラックにSteve Hogarthが参加したRufus Wainwrightのカバーがあるんだけど、Jason HartやドラマーのMatt JohnsonはRufus Wainwrightと一緒にやっていたらしいね。
3曲目の「hide and seek」にはフランスのシンガーソングライターKeren Annも参加、と結構豪華なラインナップ。
Rufus Wainwrightと一緒にやっていた、というのも頷けるくらい、繊細なリリシズムが全編を覆っている。
こちらで購入可能。
Soundcloudの試聴音源も置いてあるので、そちらで音を聞いてみるのもオススメ。
I And Thou - Speak


私、99年に生Nathan Mahl見ているんだけど。。。Guy LeBlanc。。。(やはり時の流れというのものは無情なのか?)
Nathan Mahl "Nearfest 1999" ('03) - Food for Thoughts、Candy for Ears