The Tangent "Le Sacre Du Travail"

6/24、The Tangentは初のコンセプト・アルバムとなるニューアルバムをリリースする。
メンバーは既報通りJonas Reingold(b The Flower Kings etc)、Jakko M Jakszyk(g, vo Level 42 etc)、Theo Traivs(woodwind Soft Machine Legacy etc)、Gavin Harrison(ds Porcupine Tree etc)が参加。
そのコンセプトを説明するのに、Andy Tillisonはバナーを作って、盛り上げている。

これは耳が聴こえない、口がきけない、目の見えない少年の話ではないよ

経典についての話ではないよ

NYのストリートにいる顔のない(自己のない?)少年の話ではないよ

H.G.ウェルズジュール・ヴェルヌやJ.R.R.トールキンの話を基にしたものではないよ

アルビノの不思議な力を持った男の話ではないし、ダンケルク海岸(ダイナモ作戦)にいた象徴的な鳥の話でもないよ

孤独なロックスターの話ではないし、伝説の魔法使いや神話の中の王様の話でもないよ

他の惑星の架空の言語で書かれたものでもないし、他の惑星の話でもないよ
悲しいことにね

惑星間を行き来する亡命者の話でもないよ

運命の三女神やヨハネの黙示録の四騎士や七つの大罪、666、パイ(円周率)、千夜一夜物語は高過ぎる

ニーチェの哲学に触発された話でもないし、双子惑星の話でもないよ


これで最後か分かりませんが、(意外と思われるかもしれないけど)イタリア物が来ましたね。
実はAndy Tillison、イタリアン・プログレッシブ・ロックが好きなんですね。以前にもMoongardenに参加した事がありました。
Andy Tillison曰く「14才の時にローマに行ってからのファンなんだ」そうです。お気に入りはMuseo、Banco、Baletto、Locanda、Latte、Acqua Fragile、Nuova Idea、Biglietto、La Torre Della Alchimista、Le Orme、Moongarden、Metamorfosi、Campo di Marte、Allusa Fallaxを挙げてます。勿論初めて買ったイタリアン・プログレッシブ・ロックはPFMの"Per Un Amico"。
La Torre Della Alchimistaの2枚はモダン・プログレッシブ・ロックの中でも最高の部類に入る、と一押しみたいです。


こちらでEvening TVのラジオ・エディットが聴けます。
Future Plc - Connectors, Creators, Experience Makers
Theo Travis、良い味だしてるなぁ。やっぱりプログレに管楽器は必要です。