Jerry Leiber R.I.P.

ロック雑感：プログレってナニ？

Jerry LeiberはMike Stollerと組んで多くのロックンロール・クラシックを世に出してきた人。
例えばGenesisの記事を書いた時にネタにした"On Broadway"とか。
Genesisの変 - Food for Thoughts、Candy for Ears


その名も「監獄ロック」の邦題で有名なこれ。



そして何といってもProcol Harumの"Ninth"のプロデュースというのもある。
Procol Harumの華 - Food for Thoughts、Candy for Ears
結局、ここでもナニが言いたかった、というと、Procol HarumってR&Bとクラシックの融合を目指していたんだよね。
その振り加減によって"Grand Hotel"だったり、このJerry LeiberとMike Stollerプロデュースによる"Ninth"だったりする。
因に本作は個人的にはそのR&B方面に振れた裏名盤。

シングル・ヒットを出した"Pandra's Box"に始まり、Leiber&Stollerによる"I Keep Forgetting"、Lennon&McCartnoyの""Eight Days a Week"を収録。
要所要所にホーンを入れてブラス・ロック的なサウンドも。ここいらがLeiber&Stollerプロデュースなんだろうけど、出しゃばり過ぎず引っ込み過ぎず、という面白い使い方をしている。
ある意味、初期の頃のように場末のキャバレーで聴こえるような、そんな音。



追記。
あぁ、大事な曲を忘れていたよ。

若い頃のジャック・バウアーが見れるよ。