Bad Company "Hard Rock Live" ('09)

Paul Rodgersってちょっと困った人なんだよな。
ヴォーカリストとしては絶品なんだけど。
困ったことにFree、Bad Company以外、ソロで「これ」という曲がない。
（The Lawはなかったことになっているのか？）
強いてあげれば"Muddy Waters Blues"ぐらい？
懐メロシンガーでもそれはそれでアリなんだけどね。。。
Queenとの合体は個人的にはやっぱり困惑しただけだった。
一応、ライブの方は1度聴いたけど…スタジオ盤の方はまだ買う勇気さえ出ない。。。
困ったものだ。。。
そんな中、やっと待望のBad Companyのライブ盤が出た。
前の"Merchant of Cool"だっけ？あれにはMick Ralphsがいなかったから、どうも消化不良だった。
今回はPaul Rodgersと一緒に回っていたHoward Leese（g）とLynn Sorensen（b）をサポート・メンバーに。

1 Bad Company (5:48)
2 Honey Child (3:53)
3 Burnin' Sky (6:07)
4 Gone, Gone, Gone (4:41)
5 Run with the Pack (4:33)
6 Live for the Music (5:14)
7 Seagull (4:20)
8 Feel like Makin' Love (4:56)
9 Movin' On (3:21)
10 Simple Man (4:56)
11 Rock Steady (4:10)
12 Shooting Star (5:47)
13 Can't Get Enough (3:32)
14 Rock 'N' Roll Fantasy (4:36)
15 Ready for Love (8:28) (Mott the Hoople)
16 Good Lovin' Gone Bad (4:02)


Paul Rodgers; vocals, guitar, piano
Mick Ralphs; guitar
Simon Kirke; drums
Howard Leese; guitar
Lynn Sorensen; bass


この盤はCDとDVDがついている2枚組がお得。
今回、聞いてみて、え？って思ったのは"Run with the Pack"。
歌詞の出だしが思い切りBeatlesだったんだねぇ。
今まで全然気がつかなかったよ。
「You never give me my money,
You only give me your sympathy」
こうして見るとPaul Rodgersの歌詞も相当Beatlesに影響されているのかな？FreeやBad Co.、ソロとかチェックしなおしてみるのも面白いかも。
Bad CompanyでBeatlesって言うと"Shooting Star"の歌詞だよね。
「Johnny was a school boy
When he heard his first Beatles song
Love Me Do, I think it was
And from there it didn't take him long」





それにしてもPaul Rodgers、映像とか見ても判るように力強さを維持しているのは流石である。