タイム誌 The 100 Most Influential People in the World 2010

私が年間購読している唯一の雑誌がTime誌。
アジア圏にはちゃんとアジア版というのがある。
TIME Magazine -- Asia Edition -- May 10, 2010 No. 18
購読理由は色々あるんだけど、日本以外のメディアが何をどう報じているのか、というのに興味があるのと、あとは、たまにはこういうのも読まないと、って感じで。。。
英語も全く使わない生活の中で、感覚を少しでもキープできたら、と思って。


大仰なタイトルがついてはいるけど、あくまでもアメリカの1メディアからみた100人、という事。
日本からは鳩山首相が選ばれたのを受けて、少しニュースになっていたのを見聞きした人もいたと思う。
Leaders、Artists、Thinkers、Heroesと4つの項目に分けられていた。
毎回の事なんだけど、誰が選ばれた、というのも注目なんだけど、それ以上に誰がコメントを書いているのか、というのが、この記事の面白いところ。


ウチみたいなブログで真っ先に注目するのはArtists部門。
トップにLady Gaga。火を噴くブラを装着。コメントはCyndi Lauper。彼女、まだ24ぐらい?凄いね。。。
彼女のヴィデオとか撮っているJonas Åkerlundってさ…Bathoryにいたんだよね。
Oliver Stone監督が書いているのはKathryn Bigelow(The Hurt Locker)。
Stevie Nicksが書いたTaylor Swiftについてのコメントが何気に凄く可愛い。
Olivia Newton-JohnもLea Micheleの項目で書いている。
女性アーティストによる女性アーティストへの文章が目立つ感がある。
Sigourney WeaverはJames Cameron。その他にPrince、Oprah Winfrey、Conan O'Brien(この人の番組は大好きだったね)、Sandra Bullock、Elton John、デザイナーMarc Jacobs(Victoria Beckhamが寄稿している)、面白いところではNYCのMomofukuを開いたシェフDavid Changなんて人もいる。
と、まぁ、こんな感じ。
でも、ここからが更に面白い。
最初のセクション、Leaders。
Obama大統領の選出やTony BlairがSalam Fayyadへのコメントを書いたり、Victoria Reggie KennedyがSister Carol Keehanへ賛美を惜しまないコメントはTimeらしい。
そのLeadersセクション、トップを飾るのはブラジルLuis Inácio Lula da Silva大統領。コメントを書いているのはMichael Moore監督。
Hillary Clinton議員が下院議長Nancy Pelosiへのコメントを書けば、Sarah Palin元アラバマ州知事へのコメントは野獣Ted Nugent。
Bob GeldofはTidjane Thiam(この人の名前は覚えておいたほうが良いと思う)と。
Ted Nugentあたりはね。。。ブレナい活動家です。
ThinkersはDonna Karanが書くZaha Hadidなんかはインパクト大。Steve Jobsなども選出。
Heroesでは、Bill Clintonが選出。コメントを書いているのはU2のBono。
日本でも話題のKim Yu-NaのコメントはMichelle Kwanが書いている。
Robert De Niroが書くBen Stillerへのコメントに大笑い。あの口調そのままに書いている。声が聴こえる。
ゴルフではJack NicklausはPhil Mickelsonへコメントを書いている。あれがなければねぇ。。。
Didier Drogbaも大きくフィーチャーされている。
Donatella VersaceはJet Liにコメントを。


こうして読むと、それぞれのスタンド・ポイントが見えて中々面白かったりする。
前にも書きましたが、アメリカの1メディアが選んだに過ぎないものなので、そこは過剰に反応しないように。
いつもと違い硬い文章ではないので、ある意味読みやすいので、興味のある方は手にとってみたら如何だろうか?



文章ばっかりで申し訳ない。ので、これ。

うわぁ〜、って選んだこっちが驚いた。。。
トレードマークの弓矢を背負った映像があったので、こっちも(見るとギャグなんだけど、本人はいたってマヂメだから。。。)