Sun City ('85)

Michael Jacksonがなくなってから"We are the World"を耳にする機会が多くなった気がする。
何となくだけど。。。
あの頃、確かにエイド物って多かった。


数あるエイド物の中ではこれが一番好きかな。南アのアパルトヘイト政策に反対したもの。




作曲がLittle Stevenで、一番パワーがあって、ロックだった。
ラップって、個人的にはロックっぽいものならOK。だって、ロックでラップっぽい事やっていた人、元々多いし。
歌っている人はPVで確認出来る。
オープニングに出て来るトランぺッターは勿論Miles Davis
ドラムにRingo Starr、Zak Starkey、Keith Le Blanc、Tony Williams
ギターにPete Townshend、Stanley Jordan、Little Steven
ベースはDoug Wimbish(Keith Le Blancと活動していた)にアコースティック・ベースがRon Carter
キーボードがHerbie Hancock、Richard Scher、Robbie Kilgore
サックス、Clarence Clemons(Bruce SpringsteenのE-Street Band)、Shankerのダブル・ヴァイオリン、
Ray BarrettoのConga、Sonny Okosunsのトーキング・ドラム、Jam Master JayとD.J.Cheeseのスクラッチ
ジャズ系のミュージシャンが多かったり、ヴォーカル陣ではJoey RamoneやLou ReedといったNY人脈が結構印象的。



そしてアルバムに収録されている他の曲が
"No More Apartheid" featuring Peter Gabriel & Shankar
"Revolutionary Situation" compiled & Edited by Keith Le Blanc and the News Dissector
"Let Me See Your I.D." Rappers
"The Struggle Continues" featuring Miles Davis、Stanley Jordan、Herbie Hancock、Sonny Okosuns、Ron CarterTony Williams、Richard Scher
"Silver and Gold" featuring Bono、Keith Richard、Ron Wood




これはチャリティーじゃなかった。
「変化と自由」を渇望する曲。結果、ロックになった。
91年2月、デクラーク大統領が国会演説においてアパルトヘイト法撤廃を宣言。
94年4月、初の全人種参加の選挙が行なわれネルソン・マンデラが大統領になり、完全撤廃が為された。