Frank Marino & Mahogany Rush "Live" ('78)

私が学生の頃、丁度レコードからCDへの過渡期で。
旧譜の再発がバンバン出されていた時代だった。
新譜ってあまり買わなかったのは、当時は洋楽番組がラジオでもテレビでも多く。
ハードロックなんて特に多かったしね。
輸入盤屋さんへ行くと、いつも新しい再発物が安く、経済的にも、その時テレビやラジオでヘヴィーローテーションで流れている流行曲よりも、こういったクラシック・ロックに興味があった。
この時代、メタルも流行曲でTVやラジオではよく見聞きできる頃だった。勿論、マニアックなものやコアなものは無理だったけど、大概の中堅、大物はメディアでチェック出来た。パソコンなんてなかった時代ではあったけど、そんなに不自由した気もしないな。。。どのバンドもよくPV作っていたし。
この頃のバイト代は大概CDやレコードに消えた時代だったなぁ。



基本的にブリティッシュ・ブルーズ・ロックが好きで。
たまに大陸物(欧州でなく新大陸の方ね)。
そんな感じだった。
あ、サザンロックにも一時期ハマッタ。今はジャム・バンドだっけ?今の呼び方の方が好きだね。
もう一つのキーワードがJimi Hendrixフォロワー。
Procol Harumから脱退したRobin TrowerやScorpionsを抜けたUli Roth。
そしてこのFrank Marino。

Frank Marino; Guitar, Vocals
Paul Harwood; Bass
Jim Ayoub; Drums


1 Introduction (0:28)
2 The Answer (5:01)
3 Dragonfly (5:27)
4 I'm a King Bee (5:58) (Slim Harpo)
5 (Excerpt from "Back Door Man") (2:56) (Howlin' Wolf)
6 A New Rock & Roll (4:19)
7 Johnny B.Goode (5:17) (Chuck Berry)
8 Talkin' 'bout a Feelin' (3:58)
9 (Excerpt from "Who do Ya Love") (1:33) (Bo Diddley)
10 Electric Reflections of War (3:05)
11 The World Anthem (3:39)
12 Purple Haze (4:01) (Jimi Hendrix)


トリオ編成というのもツボだった。
そんな風にどっぷりとブルーズ・ロックとかたまにプログレとか聴いていたある日。
実家に戻ったときに従兄弟がX Japanの"Blue Blood"を聴かせてくれた。
いきなり、これで始まったモンだから、こっちは目が点。

X Japanってそういうバンドなの?みたいな?
それよりも前のむかぁ〜し、深夜のFM放送で。AM3時スタートの番組。
スラッシュメタル特集ってのがあってね。洋・邦分けて2日ずつだったかなぁ?45分番組なんだけど。
1日に20組ぐらい出たのがあって。演奏曲なんて1分とかそんなんばっかり。
それにX Japanの曲が流れたことがあって。そういうコアなスラッシュ・メタル・バンドだと思っていたモンだから。
後で、たけしの番組に出ていた、「あの」ヘビメタのイメージを日本中に定着させたバンドと知る。
それが、これだもの。
その差には流石に驚いた。。。
因みにこのFM番組、よくテーマを決めて番組を構成していた。
BeatlesもRolling Stonesも歴史がある分1週間とか2週間にわたって特集を組んでいて。それをカセットテープに取っていた中高生時代でした。
プログレも大概、この番組で知った。
兎に角、この"The World Anthem"のお陰でFrank Marino、復活出来た???(なさそうで、ありそうな話かもね?)




Frank Marinoの甥っ子君のDanny MarinoがいるThe Agonist。

もう一人の甥っ子、Mike MarinoがいるThe Catalyst
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