ロンドン編 Raven

ロンドン滞在中、ロンドン塔へ行ってみた。
王家の宝石やら秘宝やらが展示されていたり、鎧兜が置いてあったりする。
秀忠がジェームスI世に送った胴丸もあった。


そして、このロンドン塔には国家公務員のカラスがいる。

5匹だったかな?6匹?
可哀想なことに飛べないように羽に細工をされているみたいだ。
諸々な伝承からカラスは大切に飼育されている、そうだ。
ちょっと検索すると沢山出てくる。



その中でこのカラスを放っている所の説明板にあった解説で「ヲ?」となったのが、
ウェールズの神話「マビノギオン」に出て来るBendigeidfran王の話。
Bendigeidfran王とはそのままBlessed Crow(祝福されたカラス)という意味らしい。
この王様は、アイルランドとの戦争の際に致命傷を負ってしまい、自ら首を切り、ブリテンに持ち帰り、ブリテンを侵略から守る為に自分の首をロンドンに埋めるように命じたと伝えられる。
この王様、巨人らしく、アイルランドまで歩いて海を渡った、という伝説まである。
英国で巨人って言ったら、基本、こっちの「優しい巨人」。
でも宇宙人らしいから(ガニメデ…ってもういい?)

巨人伝説って世界各地にあって、実は日本にもある。神武天皇も3mとかって話があるくらいで。。。
そういう人がうようよいたって考えたら、Stonehengeなんて、軽く運べるなり、積み上げるなり、楽勝?とか思ってしまう。



それはさておき、だけど…
ロンドン滞在中、カラスなんて、この塔の中以外、さっぱり見なかったな。。。


英国でRavenって言ったら…ねぇ?
先日、来日もした(行けませんでしたが…)これっしょ?
この伝説も知っていそう。