Hasse Froberg and the Musical Companion

The Flower Kingsが他のプログレ・バンドとちょっと違うのは、やっぱりHasse Frobergの存在も重要な要素の一つ。
Roine Stoltもそのところはよく判っていての起用。
元々はUFOとかThin Lizzyとか、そういうのが大好きな人だし。
北欧メタル・バンドのJJ MarshとやっていたSpellboundでは当時の流れで音楽性が歪まれてしまっていて、ストレートに自分の好きな事が出来なかった、って。
長い事Glenn Hughesの相棒を務めたJJ Marshも現在はソロで活路を見いだそうとしているみたいで。
Tomas Bodinの次のソロ"You Are"にも参加しているのだろう。


これは元々Hasse Frobergの中にあるブルージー路線のクラシック・ロック。




こういう、Roine StoltのファンタジックなAgents of Mercyやブルージーなソロ・アルバムとか
Tomas Bodinのコンセプトを持ったキーボードとか
Jonas Reingoldのポップ・センスやジャジーなプレイとか
Hasse Frobergが持つブルージーな声とか
そういうのが全部投げ込まれたのがThe Flower Kings
だから、色々なひっかかりがある。
個人的にはそういうのが魅力の一つ。