No Material


1 Dishy Billy (Baker) 11:39
2 Skin the Pizzle (Sharrock) 15:32
3 Oil of Tongue (Scopelitis) 10:30
4 One in the Bush is Worth Two in the Hand (Brotzm) 16:40


Ginger Bakerと来てPeter Brotzmannと来て。
で、これ。
Sonny Sharrock(g)、Nicky Scopelitis(g)、Jan Kazda(b)を迎えてのアルバム。
このメンツ、元を辿るとPiLの"Album"。John Lydonがセッション・ドラマーにGinger Baker捕まらないかなぁ、と冗談を言ったら、Bill Laswellはそいつは良いアイディアだ!ってなって、探し回ったらしい。イタリアのオリーブ畑でのんびりしていた所を見つけたそうだ(メルヘン?)。何て似合わないんだ。。。




そこで87年春ボーフムでのRuhr Jazz FestivalをMaterial、Last Exit、African Forceというラインナップでやる予定だったらしい。
が、Bill Laswellは来れなくなり、Ginger Bakerが連れて来る予定だったアフリカン・パーカッション2名も途中ではぐれたらしい(何とも…らしい、というか)。
Bill Laswellの代わりにドイツのバンドDas PferdのJan Kazdaが参加。Jan KazdaはGinger Bakerの"African Force"の共同プロデューサーでもあった。


バンド名のNo Materialは勿論Bill LaswellのMaterialと混同を避けるためと、本当にマテリアルがなかったらしい。
このバンドは3回しかライブをやっていない。
このライブ盤はその初回、スイスのルーヴェンでのライブ。翌日にミュンヘンでライブをしている。きっと最後に件のフェスに参加したのかな?
Sonny Sharrockはこのライブがどういったものになるのか想像もつかなかった、と言う。ただ、「バンドとしてプレイすることに専念した」。
ライナーを見ると、右チャンネルがNicky Scopelitisで左がSonny Sharrockらしい。


結論から言えば、全員が全員、非常に個性を残しながら音を出している感じが良い。


そしてこれにも繋がっていく。
Imabari Meeting 1991





Material "Live in Japan"

Foday Musa Suso; Kora, Dousongonni, Guitar, Percussion, Vocal
Bill Laswell; Bass
Bernie Worrell; Piano, Hammond Organ, Clavinet, Synthesizer
Nicky Skopelitis; 6&12string Guitars
Aiyb Dieng; Chatan, Congas, Talking Drum, Percussion
Ginger Baker; Drums


1 Invocation (5:21)
2 Leaving Earth (6:39)
3 Desert Star (9:38)
4 Out of the Dreamtime (5:29)
5 Obsessed (10:45)
6 Into the Seventh House (6:20)
7 Dousongonni Song (4:46)
8 The Receiver (8:06)
9 The Creator has a Master Plan (8:50) (Pharoah Sanders)
10 The Image of the One (2:28)