クラシックロックが危ない


この間、このNeal Morse、Mike Portnoy、Randy Georgeによるカバーアルバムを聴いていて、ふと。
まるで、アメリカのクラシックロック専門のステーションを聴いているみたい。
つまり、FM局から流れている曲を聴いているような、そんな錯覚を覚えた。
アメリカって車移動の国だから、意外に未だにラジオ局がシーンの形成に強い影響を持っている。
それと同時に専門局も多く、クラシックなロック・ポップが垂れ流されている。
こういう環境だと、アルバムを持っていなくても、結構聞いたことがある、って曲は多い。
この間、ジャズ系のレビューを幾つか読んだとき、アルバムにLeon Russellの"A Song for You"とJimi Hendrixの"The Wind Cries Mary"のカバーが収めれていて。ジャズが好きで書いているんでしょうけど、言及ナシ。ゼロ。読んでいて、ちょっとだけ凹んだ。


普通に誰もが熱狂するような選曲なんだけどね…。


きっと私のように好きだから、って理由だけで書いていらっしゃると思うんだけど…。カバー曲は意味がないと思っているのか、どうか。それとも単純に知らなかったか。知らないなら、知らないで全く良いんだけど、ただ、知ろうとはして欲しいな、と思うんだよね。自分の好きなミュージシャンが何かカバー曲を演奏したら、一体誰の曲だろう?とかってワクワクする気持ちってあるはずだと思うんだけど。
今なら、それこそ、iTuneでその曲だけピックアップして買うなり、Youtubeで動画を探すなりで曲は安易に見つかると思う。
大体、カバー曲の場合、そんなにロウズ・ヘアピンの隅を突くような選曲はないだろう(稀に例外はあるけど)。



ということなので、折角なので、"Cover to Cover"からオリジナルを探してみた。

  • Pleasant Valley Sunday

  • Badge

  • Maybe I'm Amazed

  • Where do the Children Play?

  • I'm the Man

  • Feelin' Stronger Every Day

  • Rock N Roll Suicide

  • Where the Streets Have No Name

  • Day after Day

  • What is Life?

  • I'm Free / Sparks


  • Tuesday Afternoon

  • Can't Find My Way Home






個人的にこれに勝るカバーはないと思うんだけどね…。

これを非常に素晴らしくカバーしたのがBon Jovi。これ、DVDを見たことがないんだけど?まだなってないんかな?凄く好きな映像なんだけどな。